看護師の給与が高い理由

看護師の給与は、一般的には高い方に入るとされています。
看護師が年間で受け取れる給与の平均は、およそ470万円となっています。
そもそも看護師は仕事がハードなので、それだけの収入があっても不思議ではありません。
しかし給与全体に対し、基本給の割合が低くなっています。
なぜ給与が比較的高いのかというと、様々な手当が支給されるためです。

看護師の手当は、一般企業にもある通勤手当や住宅手当はもちろん、夜勤手当や資格手当、深夜割増手当など様々な手当があります。
これらの手当は、病院側が金額を設定しているわけではありません。
病院で金額を自由に決められるものもあれば、法律で予め金額が設定されているものもあります。
看護師の基本給はそれほど高くはないですが、様々な手当が加わることで結果的に高めになっています。

ちなみに看護師だけでなく、他業種でも1日に働ける時間は、8時間以内と法律で定められています。
8時間を超える労働は時間外労働となり、雇用側は社員に対し、割増賃金を支払う必要があります。
また、看護師の中には、入院スペースを設けた大病院に勤める人も存在し、深でも仕事を行っています。
この場合においても、看護師に割増賃金を支払うことが病院側に義務付けられています。

手当の多くは法律により払うことが決められているので、給与に手当をつけることを徹底しているケースがほとんどです。
しかし、手当をきちんと支払わないところも中には存在します。
そういった職場は以前と比べると少なくなりましたが決してゼロではないので、看護師として働く場合、手当の確認をしっかり行うことが大切です。